賃貸でも地震保険は必要?知っておきたい備えと選び方
「賃貸だから地震保険はいらない」と思っていませんか?
実は、賃貸住宅に住んでいる人こそ、地震保険を考えるべき理由があるんです。
今回は、地震保険 賃貸に関する素朴な疑問から、賢い備え方まで、わかりやすく解説します!
賃貸でも地震保険って必要なの?
結論からいうと、必要です。
その理由は、大きく3つあります。
1. 家財は自分で守らなければならない
賃貸物件に備え付けられている建物(柱や壁)はオーナーのものですが、
あなたの家具や家電、衣類などの「家財」は、あなた自身の財産。
地震で家具が壊れたり、テレビが倒れて壊れた場合、オーナーの火災保険では補償されません。
地震保険に加入していないと、家財の損害は全額自己負担になってしまうのです。
2. 地震で住めなくなったときの費用をカバーできる
もし大きな地震が起きて、自宅に住めなくなった場合、
新たに仮住まいを探して引っ越す必要がありますよね。
地震保険に家財補償を付けておけば、
その際の生活再建費用として使える保険金を受け取ることができます。
3. 賃貸契約で保険加入が必須な場合も
物件によっては、賃貸契約時に火災保険(+地震保険)への加入が義務づけられているケースもあります。
契約書をよく確認しておきましょう。
賃貸で地震保険をかけるときに知っておくべきこと
賃貸住宅の場合、建物の保険と家財の保険は考え方が少し違います。
ポイントを整理しておきましょう。
家財のみを対象にする
賃貸では「建物」に保険をかける必要はありません。
自分の持ち物=家財だけに地震保険をかける形になります。
補償対象となる家財の例:
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テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電
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ベッド、ソファ、テーブルなどの家具
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衣類、食器、本、パソコンなど
高価なものだけでなく、生活に必要なものが全般的にカバーされます。
地震保険は単独では契約できない
地震保険は、火災保険に付帯して契約する仕組みになっています。
賃貸用の火災保険に加入する際に、地震保険もセットで付けるかどうか選ぶ形になります。
火災保険に加入しているか、内容をきちんと確認しましょう!
賃貸向け地震保険の選び方
賢く備えるために、地震保険選びのポイントを押さえておきましょう。
保障額を現実的に設定する
家財の保障額は、持っている物の総額に応じて設定します。
一般的な目安は以下の通り。
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一人暮らし:約300万円〜500万円
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ファミリー:約500万円〜1,000万円
持ち物が少ない場合は、少し抑えめに設定してもOKです。
保険会社を比較する
基本的な補償内容はどの保険会社もほぼ共通していますが、
付帯サービスやサポート体制に違いがあります。
たとえば、
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仮住まい探しのサポートが付く
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家財評価が簡単にできるアプリがある
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迅速な保険金支払いを約束している
など、特徴をチェックして選びましょう。
地震保険料はどれくらいかかる?
気になる地震保険料ですが、地域や家財の評価額によって異なります。
おおまかな目安としては、
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家財500万円の保障で、年間5,000円〜15,000円前後
とされています。
住んでいるエリアが地震リスクの高い地域だと、少し保険料は高くなります。
逆に、比較的リスクの低い地域では安くなる傾向があります。
保険料は月々数百円〜千円程度で、もしもの備えができると考えると、とてもコスパが良いですね。
【まとめ】賃貸こそ地震保険で未来の安心を手に入れよう
「賃貸だから大丈夫」と思い込まず、
自分の大切な家財を守るために、地震保険の備えはしっかり考えておきたいですね。
特に、
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家財の損害補償
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仮住まい費用の確保
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生活再建資金の確保
この3つは、地震発生後に大きな助けになります。
万が一のときに慌てないためにも、
今から備えて、安心できる暮らしを手に入れましょう!