多肉植物の水切れ防止と成長記録法|初心者でも安心!
「多肉植物って、水やりが難しいって聞くけど、ホント?」
「せっかく育てているんだから、成長の様子を記録したい!」
ぷっくりとした葉っぱが可愛らしい多肉植物。その独特なフォルムと手軽さから人気を集めていますが、水やりのタイミングに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、多肉植物の「水切れ」を防ぐためのポイントと、日々の成長を楽しく記録する方法について、分かりやすく解説していきます。
水切れを防ぐ!多肉植物の正しい水やり方法
多肉植物を育てる上で、最も難しいのが水やりです。水を与えすぎると根腐れしてしまいますが、水が足りないと「水切れ」を起こし、葉がシワシワになったり、元気がなくなったりします。
水切れを防ぐには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
1. 水やりの「タイミング」を見極める
多肉植物の水やりは、「土が乾いてから」が基本です。
春と秋(生育期): 土の表面が乾いてから2〜3日後を目安に、たっぷりと水を与えます。
夏と冬(休眠期): 水やりは極力控えます。特に夏は蒸れやすいため、夕方以降の涼しい時間帯に、土が完全に乾いているのを確認してから少量だけ与えます。冬は月に1〜2回程度で十分です。
2. 葉っぱの「サイン」をチェックする
多肉植物は、葉っぱに水分をため込むことで乾燥に耐えます。水が足りなくなると、葉っぱにSOSサインが現れます。
葉がシワシワになる
葉にハリがなくなる、ブヨブヨする
下の方の葉が落ちる
このようなサインが見えたら、水を欲しがっている証拠です。
3. 鉢底から流れ出るまでたっぷり与える
水やりをする際は、鉢の底から水が流れ出てくるまで、たっぷりと与えましょう。こうすることで、鉢の中の古い空気が押し出され、新鮮な空気が根に行き渡ります。
成長を楽しく記録!あなただけの「成長アルバム」を作ろう
多肉植物は、季節や環境によって色や形が変化します。その変化を記録することで、より愛着がわき、育てるのが楽しくなりますよ。
写真で記録する
これが最も手軽で簡単な方法です。
定期的に同じアングルで撮影する
日付を入れて、アルバムのようにまとめる
InstagramやX(旧Twitter)に#(ハッシュタグ)を付けて投稿する
こうすることで、数ヶ月前や1年前の写真と見比べて、成長ぶりを実感できます。
「多肉ノート」をつける
水やりをした日、肥料を与えた日を記録する
「葉の色が濃くなった」「新しい葉が出てきた」など、変化をメモする
病気になったり、徒長したりしたときの対処法をメモしておく
自分だけのオリジナルノートを作ることで、多肉植物を育てる知識が深まり、失敗を次に活かすことができます。
まとめ
多肉植物の成長はゆっくりですが、その分、少しの変化にも気づくことができ、大きな喜びにつながります。
正しい水やり方法を身につけ、日々の成長を記録することで、多肉植物との暮らしはもっと豊かで楽しいものになりますよ。さあ、あなたも今日から多肉植物の「お世話上手」を目指してみませんか?