観葉植物の増やし方完全ガイド!初心者でもできる簡単な方法まとめ
「育てている観葉植物が大きくなったから、増やしてみたい!」
「お友達にプレゼントしたいけど、どうやって増やすの?」
観葉植物を育てていると、一度は「もっと増やしてみたい!」と思うことがありますよね。でも、「難しそう…」「失敗したらどうしよう…」と、なかなか挑戦できない方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。観葉植物は、意外と簡単に増やすことができます。
この記事では、初心者でも失敗しにくい観葉植物の増やし方を、方法別にまとめてわかりやすく解説します。あなたの育てている植物に合った方法を見つけて、ぜひ挑戦してみてくださいね。
観葉植物を増やすメリットって?
新しい命を育む体験は、想像以上に楽しいものです。
- お金をかけずに植物を増やせる - 新しく植物を購入しなくても、今ある植物からどんどん増やせます。 
- 愛着がさらに深まる - 自分の手で増やした植物は、特別な存在になります。 
- お友達へのプレゼントにも最適 - 「この子、うちの子どもなの」と、ちょっとしたユーモアを添えてプレゼントするのも素敵です。 
【方法別】観葉植物の簡単な増やし方
観葉植物を増やす方法はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。植物によって適した方法が異なりますので、事前に調べてみましょう。
1. 挿し木(さしき):枝を切って土に挿すだけ!
挿し木は、植物の茎や枝を切り取って土に挿す、最もポピュラーな増やし方です。
- 向いている植物: - ポトス、モンステラ、アイビー、ガジュマル、ゴムの木など、多くの観葉植物で使えます。 
- 必要なもの: - 清潔なハサミ、鉢、観葉植物用の土、発根促進剤(あれば) 
- 手順: - 親株から、葉が2〜3枚ついた枝を10cm〜15cmほど切り取ります。 
- 切り口から出る白い樹液(ガジュマルやゴムの木など)は、水で洗い流します。 
- 切り口をV字に整え、数時間水につけておきます。 
- 用意した鉢に土を入れ、切り口を挿し込みます。 
- 明るい日陰に置き、土が乾かないように水やりをします。根が出るまでは、土が湿った状態を保ちましょう。 
 
2. 水挿し(みずさし):ガラス瓶で育てるのがおしゃれ!
水挿しは、切り取った枝を水を入れた容器に入れて根を生やす方法です。土を使わないので、手軽で清潔にできます。
- 向いている植物: - ポトス、モンステラ、アイビーなど、多くのつる性植物。 
- 必要なもの: - 清潔なハサミ、ガラス瓶やコップ、水 
- 手順: - 挿し木と同じように枝を切り取ります。 
- 葉が水につからないように、下の方の葉は取り除きます。 
- 水を入れた容器に枝を入れます。 
- 2〜3日に一度、水を替えます。 
- 明るい場所に置いて、根が出るのを待ちます。根が出てきたら、土に植え替えるか、そのまま水耕栽培として楽しむこともできます。 
 
3. 株分け(かぶわけ):根本から分けて増やす!
株分けは、成長して株が大きくなった観葉植物の根本を、手で分けて増やす方法です。
- 向いている植物: - サンセベリア、アグラオネマ、アロカシアなど、根本から子株が出てくるタイプの植物。 
- 必要なもの: - 清潔なハサミ、鉢、観葉植物用の土 
- 手順: - 水やりを控えて土を乾かし、株を鉢からそっと取り出します。 
- 手で優しく土を払い、根をほぐします。 
- 根本でつながっている部分を、手で優しく引き裂くようにして分けます。大きな株は、ハサミやナイフを使ってもOKです。 
- 分けた株を、それぞれ別の鉢に植え替えます。 
- たっぷり水を与え、根が落ち着くまで明るい日陰で管理します。 
 
成功のポイントと注意点
- 最適な時期に行う: - 植物が成長しやすい**春から夏(5月〜9月)**に行うのがおすすめです。この時期は根が出やすく、成功率が高まります。 
- 道具は清潔に: - 病気やカビを防ぐために、使うハサミなどは消毒してから使いましょう。 
- 焦らない: - 根が出るまでには時間がかかります。毎日様子を見ながら、気長に待ちましょう。 
まとめ:観葉植物を増やして、もっと癒しのある毎日を!
「植物を増やす」と聞くと難しく感じますが、やってみると意外と簡単で、とても楽しい作業です。
今回ご紹介した方法を参考に、ぜひあなたのお部屋を緑いっぱいにしてみませんか?
きっと、増えた植物を見るたびに、あなたの心も温かく満たされるはずです。
 
     
 
      