憧れのアグラオネマを枯らさない!初心者でも失敗しない育て方と管理のコツ
Instagramやインテリア雑誌で見かけるたびに、「なんて美しいんだろう…」とため息が出てしまうアグラオネマ。葉に入る独特の模様や鮮やかな色彩は、見る人を惹きつけますよね。
「でも、育てるのは難しそう…」
そう思って、なかなか手が出せない方も多いのではないでしょうか?
実は、アグラオネマは、いくつかのポイントさえ押さえれば、初心者の方でも比較的簡単に育てることができます。今回は、その美しい姿を長く楽しむために知っておきたい、失敗しないための育て方のコツを、分かりやすくご紹介します。
1. 置き場所:明るい日陰がベストポジション
アグラオネマは熱帯アジア原産の植物で、高温多湿の環境を好みます。しかし、直射日光は苦手です。
- 直射日光は避ける - 強い日差しに当たると、葉焼けを起こして葉の色が薄くなったり、茶色く変色したりしてしまいます。 
- レースのカーテン越しなど、やわらかい光が当たる場所が理想的です。 
 
- 冬場の寒さ対策 - 耐寒性はあまりなく、気温が10℃を下回ると生育が止まり、枯れる原因になります。 
- 冬場は、窓辺から離した部屋の中央など、暖かい場所に移動させてあげましょう。 
 
2. 水やり:メリハリをつけて「乾燥気味」に
アグラオネマは、水のやりすぎで根腐れを起こしやすい植物です。水やりのサインを見極めることが大切です。
- 土の表面が乾いたらたっぷりと - 春から秋の生育期は、鉢の表面の土が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。 
- 受け皿に溜まった水は、根腐れの原因になるため必ず捨てましょう。 
 
- 冬は控えめに - 冬は生育が緩やかになるため、水やりの回数を減らします。 
- 土の表面が乾いてから2〜3日後に与えるなど、乾燥気味に管理するのがコツです。 
 
3. 葉水(はみず):湿度を保って美しさをキープ
アグラオネマは、高湿度を好む植物です。乾燥した環境では、葉のつやがなくなり、病害虫(ハダニなど)の被害に遭いやすくなります。
- 毎日、葉に霧吹きで水をかける - 朝晩など、霧吹きで葉の表面と裏側に水をかけてあげましょう。 
- これにより、空気中の湿度を保ち、葉の乾燥を防ぐことができます。 
- 葉のホコリも取れるので、一石二鳥です。 
 
4. 植え替え:根詰まりに注意
アグラオネマは、生育が旺盛なので、1〜2年に一度は植え替えが必要です。
- 時期 - 生育期である5月〜8月が植え替えに最適な時期です。 
 
- サイン - 鉢底から根がはみ出している 
- 水をやってもすぐに土が乾く 
- 株の成長が止まった 
- これらのサインが見られたら、植え替えのタイミングです。 
 
- 用土 - 水はけの良い用土を選びましょう。市販の観葉植物用の培養土で大丈夫です。 
 
5. 肥料:与えすぎに注意
生育期には肥料を与えると、より元気に育ちます。
- 時期 - 春から秋の生育期(5月〜9月頃)に与えましょう。 
 
- 種類 - 薄めの液体肥料を水やりの際に与えるか、緩効性肥料(固形の肥料)を土に混ぜて与えます。 
- 与えすぎると根を傷めることがあるので、規定の量を守りましょう。 
 
まとめ:アグラオネマは「愛情」で応えてくれる
アグラオネマは、過剰な水やりや直射日光など、少しのことで機嫌を損ねてしまいますが、今回ご紹介したポイントを押さえて丁寧に接してあげると、その美しい姿で応えてくれます。
ぜひ、あなたのお部屋にアグラオネマを迎え入れて、その魅力的な姿を身近に感じてみませんか?
 
     
 
      