オリーブを家で育てよう!室内栽培で枯らさないための育て方とコツ
「おしゃれなオリーブの木を家に置きたいけど、室内で育つの?」
「地植えのイメージがあるけど、鉢植えで枯らさずに育てられるのかな?」
平和と繁栄の象徴とされるオリーブは、シルバーグリーンの葉と素朴な樹形が魅力で、お庭だけでなくインテリアとしても人気が高い観葉植物です。しかし、「室内で育てるのは難しそう…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、オリーブはいくつかのポイントを押さえれば、室内でも元気に育てることができます。この記事では、オリーブを室内で美しく保つための育て方のコツや、枯らさないための注意点を分かりやすく解説します。
1. 室内栽培の基本:オリーブを置く場所と水やり
オリーブを育てる上で、最も重要なのが「日当たり」と「水やり」です。
置き場所:とにかく日光が大好き!
オリーブは太陽の光が大好きです。日照時間が足りないと、葉の色が悪くなったり、枝が弱々しくなってしまいます。
- 理想の場所: 日当たりの良い窓際 
- 注意点: 室内でも、日差しが最も長く当たる場所に置いてあげましょう。もし日当たりの悪い場所に置く場合は、週に数回はベランダや庭に出して、日光浴をさせてあげるのがおすすめです。 
水やり:乾燥気味を意識して!
オリーブは、乾燥に強い植物です。水のやりすぎは根腐れの原因になり、枯れる一番の理由になります。
- 目安: 鉢の土の表面が完全に乾いてから、さらに2〜3日待って、たっぷりと水を与えます。 
- 冬場の水やり: オリーブの成長が緩やかになる冬は、水やりの回数をさらに減らしましょう。土が乾いてから1週間後など、より間隔をあけてください。 
2. 成長を促すお手入れ:植え替えと剪定
オリーブを長く楽しむためには、定期的な植え替えと剪定が必要です。
植え替え:根詰まりを防ぎ、元気に育てる
鉢植えのオリーブは、根が鉢の中でいっぱいになってしまう「根詰まり」を起こしやすいです。
- タイミング: 鉢底から根が出てきたら、根詰まりのサインです。 
- 時期: 暖かくなる5月〜7月頃が適しています。 
- 方法: - ひとまわり大きな鉢と、新しい観葉植物用の土を準備します。 
- 鉢からオリーブを取り出し、古い土を軽く落とします。 
- 新しい鉢にオリーブを入れ、周りに新しい土を詰めます。 
- 植え替え後はたっぷりと水をあげ、根が落ち着くまで直射日光を避けて管理します。 
 
剪定:風通しを良くして病害虫を予防
オリーブは枝が密になりやすい植物です。そのままにしておくと風通しが悪くなり、病害虫が発生する原因になります。
- 時期: 剪定は、生育期の5月〜9月に行いましょう。 
- 方法: - 枝が混み合っている部分を間引くように切ります。 
- 内向きに伸びている枝や、弱々しい枝を切り落とすことで、全体の風通しを良くします。 
- 剪定することで樹形が整い、より美しく見えます。 
 
3. 室内栽培の注意点:こんな時は要注意!
- 葉が黄色くなる: 水のやりすぎや根腐れのサインかもしれません。水やりを見直し、土がしっかり乾いてから与えるようにしましょう。 
- 葉が落ちる: 急激な環境の変化(寒さや水不足)が原因で葉が落ちることがあります。日当たりの良い場所に移動させ、水やりの頻度を調整してあげてください。 
- カイガラムシやアブラムシ: 室内でも発生することがあります。見つけたら、歯ブラシなどでこすり落としたり、専用の殺虫剤で対処しましょう。 
まとめ
オリーブの室内栽培は、適切な「日光」「水やり」「風通し」を意識すれば、決して難しいものではありません。
日当たりの良い窓際を選び、乾燥気味に育てる。そして、定期的に植え替えや剪定をしてあげることで、あなたの部屋でオリーブは元気に育ち、癒やしを与えてくれるでしょう。
今日から、オリーブのあるおしゃれな暮らしを始めてみませんか?
 
     
 
      