知って得する!フィロデンドロンの増やし方と育て方のコツ
お部屋に飾られた、緑の葉っぱが美しいフィロデンドロン。そのエレガントな姿は、お部屋の雰囲気を一気に格上げしてくれますよね。でも、「もっと増やしたいな」「ずっと元気に育ててあげたいな」と思ったことはありませんか?
今回は、フィロデンドロンをぐんぐん増やすための**「挿し木」の方法と、初心者でも失敗しない日々の管理法**を、わかりやすく解説します。
フィロデンドロンを増やす「挿し木」のやり方
フィロデンドロンは、とても簡単に増やすことができる植物です。道具もほとんど必要ないので、気軽に挑戦できますよ。
ステップ1:挿し穂(さしほ)を作る
- よく切れるハサミやカッターを用意します。 
- 健康で、葉が2〜3枚ついている茎を選びます。 
- 節(葉の付け根部分)から5cm〜10cm下の部分を、斜めにカットします。斜めに切ることで、水を吸い上げる面積が広がり、根が出やすくなります。 
- 下の葉は根腐れの原因になるので、取り除いておきましょう。 
ステップ2:水に挿す(水挿し)
- 用意したコップや花瓶に、新鮮な水を入れます。 
- 挿し穂を水に挿し、明るい日陰に置きます。 
- 水は毎日、または2〜3日に一度、新鮮なものと交換しましょう。 
- 早ければ1〜2週間ほどで、白い根が出てきます。 
ステップ3:土に植え替える
- 根が2〜3cmに成長したら、土に植え替えるタイミングです。 
- 小さな鉢に観葉植物用の培養土を入れ、中心に穴をあけます。 
- 根を傷つけないように、そっと挿し穂を植え、土を優しくかぶせます。 
- 植え替え後は、土が乾かないように水をたっぷり与えましょう。 
フィロデンドロンの育て方と管理法
増やすことよりも、まずは元気に育てること!日々のちょっとしたコツで、フィロデンドロンは生き生きと成長してくれます。
1. 置き場所:明るい日陰がベスト
フィロデンドロンは、直射日光が苦手です。強い日差しに当たると、葉焼けを起こしてしまいます。
- おすすめの場所: - レースのカーテン越しの窓辺 
- 日陰の場所で、明るいリビングや寝室 
 
- NGな場所: - 直射日光が当たる場所 
- エアコンの風が直接当たる場所 
 
2. 水やり:メリハリをつけて
水やりは、季節や置き場所によって頻度を変えることが大切です。
- 春〜秋(生育期): - 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。 
- 鉢の中の水分が常にありすぎると根腐れを起こすので、乾いているか確認してから与えましょう。 
 
- 冬(休眠期): - 生長が緩やかになるので、水やりは控えめにします。 
- 土が完全に乾いてから、数日経ってから水を与える程度でOKです。 
 
3. 肥料:生長をサポート
- 時期:春から秋にかけての生育期に、月に1〜2回、液体肥料を与えましょう。 
- 種類:観葉植物用の液体肥料がおすすめです。 
まとめ
フィロデンドロンは、初心者にも育てやすく、どんどん増やす楽しみを味わえる植物です。
- 増やし方:葉が2〜3枚ついた茎を切り、水に挿して根が出たら土に植え替える**「挿し木」**が簡単 
- 管理法:明るい日陰に置き、土が乾いてから水をたっぷり与える 
これらのコツを参考に、あなたもフィロデンドロンの「グリーンライフ」を楽しんでみませんか?
 
     
 
      