🪴 空間が生まれ変わる!観葉植物で作る「癒やしのアクセントコーナー」作り方
「部屋に何か物足りなさを感じる…」「おしゃれなカフェみたいに、緑で癒やされる空間を作りたいけど、どう配置すればいいの?」
観葉植物は、ただ置くだけでも素敵ですが、いくつかの植物やアイテムを組み合わせて**「アクセントコーナー」**として演出することで、お部屋の印象をぐっと高めることができます。このコーナーが、あなたの家に訪れる人の目を引き、会話のきっかけにもなるでしょう。
ここでは、センス良く見える配置のコツと、植物選びのポイントをご紹介します。
1. コーナーの場所選びと主役の決定
アクセントコーナーを作る上で、まず大切なのは「どこに」「何を」置くかという主役の決定です。
1-1. 場所の選定:「光」と「視線」を意識する
光の確保: 観葉植物が健康に育つために、直射日光ではない、明るい日差しが当たる場所を選びましょう。(窓際、明るい壁のそばなど)
視線の集まる場所: 部屋に入ったときに自然と目が行く場所(ソファの横、テレビボードの端、部屋の角など)に設置することで、空間全体の印象を引き締める「アクセント」になります。
1-2. 「主役」となる大型植物を決める
アクセントコーナーには、まず**視線を誘導する「主役」**を決めます。
大型植物の選定: 存在感のあるモンステラ、ウンベラータ、ストレリチアなどの大型植物を一つ選び、コーナーの最も高い位置に配置します。
鉢の質感: 主役の鉢カバーには、テラコッタ、籐(とう)、アイアンなどの質感の良いものを選び、コーナー全体の雰囲気を決定づけます。
2. リズムを生む「高さとサイズのバランス」のコツ
複数の植物を置く際、すべて同じ高さやサイズだと単調に見えてしまいます。高さとサイズの違う植物を組み合わせることで、空間にリズムと奥行きが生まれます。
2-1. 「三角の法則」で立体感を出す
大・中・小の組み合わせ: 主役の大型植物(高)の横に、中型の植物(中)や小型の植物(小)を配置し、三角形を描くように高さを変えるのが、バランス良く見せる基本です。
台座やスツールの活用: 小さな植物でも、**ブックスタンド、木製スツール、プラントスタンド(鉢台)**などを使って高さを変えるだけで、立体感と動きが出ます。
2-2. 葉の質感と形をミックスする
植物同士の組み合わせも重要です。
| 葉のタイプ | 特徴 | 効果 |
| 大型で丸い葉 | ウンベラータ、モンステラなど | 視覚的な癒やし効果、コーナーの主役として存在感を発揮 |
| 細く尖った葉 | サンスベリア、ドラセナなど | 縦のラインを強調し、空間にシャープなリズムを与える |
| 垂れ下がる葉 | ポトス、アイビーなど | 棚やスタンドの縁から垂らし、立体感と動きを出す |
3. アクセントを高める「小物」の取り入れ方
植物だけでなく、小物を添えることで、コーナーにストーリー性や季節感を加え、より魅力的なアクセントになります。
天然素材のアイテム: 植物との相性が良い木製、石、麻などの天然素材のアイテム(コースター、キャンドル、小さな動物の置物など)を置くと、温かみが増します。
アート・写真: 植物の後ろの壁に、シンプルでおしゃれなポスターや抽象画を飾ると、視線が奥へと誘導され、コーナー全体が引き立ちます。
照明(ライティング): 夜間の演出も重要です。植物の葉の影が壁に映るように、スポットライトや間接照明を植物の根元から当てることで、幻想的でムードのある空間に変わります。
この「光と影」の演出を加えることで、昼間とは全く違う、大人の癒やし空間が完成しますよ。
この3つのステップで、誰でも簡単に「逃しちゃダメ」なほど魅力的な、居心地の良いアクセントコーナーを作ることができます。ぜひ試して、お部屋のグレードアップを楽しんでくださいね!