中国へのEMS(国際スピード郵便)完全攻略ガイド!料金・日数・関税対策と禁制品を徹底解説


「中国に住む家族や友人に荷物を送りたい」「ビジネスで急ぎの書類を届けたい」そんな時に最もポピュラーな手段が**EMS(国際スピード郵便)**です。数ある海外配送の中でも、郵便局から手軽に送れるスピード便として信頼されています。

しかし、中国への発送は「関税が厳しい」「送れないものが多い」といったイメージがあり、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。宛名原稿の作成ミスや、内容品の申告不備で荷物が差し戻されてしまうケースも少なくありません。

この記事では、中国向けEMSの最新料金体系から、最短で届けるための書き方、関税トラブルを避けるための具体的な対策までを詳しく解説します。大切な荷物を確実に、そして安く届けるためのノウハウをチェックしていきましょう。


1. 中国向けEMSの料金と届くまでの日数

中国はEMSの地帯区分において「第1地帯(アジア)」に分類されており、欧米諸国に比べると比較的安価に、そして素早く送ることができます。

料金の目安(重量制)

EMSは荷物の重さに応じて料金が決まります。

  • 500gまで: 1,450円前後

  • 1.0kgまで: 2,100円前後

  • 2.0kgまで: 3,300円前後

  • 5.0kgまで: 6,300円前後

    (※燃料サーチャージや為替の影響により変動する場合があります。最新の料金表を郵便局で確認することをお勧めします。)

お届け日数の目安

  • 都市部(北京、上海、広州など): 発送から中2日〜4日程度

  • 地方都市: 発送から中5日〜7日程度

通関手続き(税関での検査)がスムーズに行われれば、非常にスピーディーに到着します。


2. 【最重要】国際郵便マイページサービスでの電子データ送信

現在、中国を含む多くの国で、手書きの送り状(ラベル)による発送が厳格化されています。**「通関電子データ」**の送信が必須となっており、手書きラベルでは遅延や返送のリスクが非常に高くなります。

スマホやPCでラベル作成

  1. 国際郵便マイページサービスに登録。

  2. 送り主と届け先の住所(英語または中国語)を入力。

  3. 内容品、個数、価格を正確に入力。

  4. 発行された二次元コードを郵便局の専用端末(ゆうプリタッチ)でスキャンしてラベルを印刷。

これにより、税関への事前通知が行われ、スムーズな通関が可能になります。


3. 中国へ送れないもの・注意が必要な禁制品

中国の税関は非常に厳格です。日本国内では普通に送れるものでも、中国では輸入制限がかかっている場合があります。

主な禁制品(送れないもの)

  • リチウム電池単体: モバイルバッテリーなどは航空法および現地の規定で送れません(機器に内蔵されている場合は条件付きで可)。

  • スプレー缶: 整髪料や消臭スプレーなどの高圧ガス製品。

  • 肉製品(加工品含む): 肉まん、カレーのルウ(肉エキス入り)、ジャーキーなどは検疫により没収されます。

  • 偽ブランド品・コピー商品: 知的財産権を侵害する物品。

  • 政治的に不適切な出版物: 中国国内の秩序を乱すと判断される書籍やDVDなど。

制限があるもの

  • 化粧品・薬品: 個人使用の範囲内(一般的に1件の発送につき数個程度)であれば認められますが、大量に送ると「販売目的」とみなされ、通関できない場合があります。

  • 粉ミルク: 1回の発送重量に制限(5kg以内など)があるため注意が必要です。


4. 関税トラブルを回避する「個人別送品」のコツ

中国へ荷物を送る際、受取人が関税を支払わなければならないケースがあります。これを最小限に抑えるためのポイントをまとめました。

内容品の価格設定

内容品の総額が**1,000元(約2万円前後)**を超えると、個人用であっても正式な輸入手続きを求められたり、高額な関税がかかったりすることがあります。

  • ポイント: 1つの箱に詰め込みすぎず、小分けにして発送することを検討しましょう。

「個人用」であることを明記

内容品を記入する際、単に「Clothes(衣類)」と書くよりも、「Personal Use Clothes(個人用衣類)」と記載することで、営利目的ではないことをアピールできます。


5. 中国向けEMSの宛名の書き方(中国語・英語)

中国への発送では、住所の書き方が非常に重要です。

  • 言語: 英語(ローマ字)での入力が基本ですが、中国語(簡体字)を併記すると現地の配達員がスムーズに処理できます。

  • 電話番号: 受取人の電話番号(携帯電話)は必須です。通関時にSMSで連絡が来ることが多いため、必ず繋がる番号を記載してください。

  • 郵便番号: 中国の郵便番号は6桁です。正確に入力しましょう。


6. まとめ:確実な発送のために

中国へのEMS発送を成功させる鍵は、**「電子ラベルの使用」「正確な内容品申告」**にあります。

  1. 国際郵便マイページを利用して電子データを送る。

  2. **禁制品(特に肉製品や電池)**が含まれていないか再確認。

  3. 1,000元の壁を意識して、内容品の総額を調整する。

これらを守ることで、大切な荷物をトラブルなく中国へ届けることができます。


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