ショウガを1カ月新鮮キープ!鮮度と美味しさが長持ちする超簡単保存法
ピリッとした辛みと豊かな香りで、料理に欠かせないショウガ。薬味として、炒め物や煮物の風味付けに、さらには体を温める飲み物にも大活躍ですよね。でも、使い切れずに冷蔵庫でしなしなになってしまったり、カビが生えてしまったり…なんて経験、ありませんか?
今回は、ショウガの鮮度と美味しさを約1カ月も長持ちさせる、とっても簡単な保存法をご紹介します。これを知れば、いつでも新鮮なショウガを料理に活用できるようになりますよ!
ショウガの鮮度を奪う「乾燥」と「湿気」が大敵!
ショウガが傷む主な原因は、実は「乾燥」と「湿気」のバランスが崩れることなんです。
- 乾燥: 空気に触れることで水分が失われ、ショウガが硬くなり、風味も飛んでしまいます。
- 湿気: 逆に湿度が高すぎると、カビが生えたり、腐敗が進んでしまったりします。
この二つの大敵からショウガを守るのが、長持ち保存の秘訣です。
【超簡単】1カ月新鮮!おすすめ保存法3選
それでは、鮮度と美味しさをしっかりキープできる、3つの簡単保存法を見ていきましょう。
1. 水に浸して冷蔵保存(泥付きショウガに特におすすめ!)
これは、特に泥付きのショウガを保存するのに最適な方法です。ショウガが持つ水分を保ち、乾燥から守ってくれます。
- 軽く汚れを落とす: 泥付きのショウガは、軽く水で泥を洗い流します。皮はむかなくて大丈夫です。
- 保存容器に入れる: 清潔な保存容器(タッパーや密閉容器)にショウガを入れます。
- 水を注ぐ: ショウガが完全に浸るくらい、ひたひたに水を注ぎます。水道水でOKです。
- 冷蔵庫で保存: 蓋をして、冷蔵庫の野菜室に入れます。
- 水を替える: 毎日、または2日に1回を目安に水を新しいものに替えましょう。水を清潔に保つことで、カビの発生を防ぎ、1カ月近く鮮度を保てます。
2. 丸ごと冷凍保存(使う時に便利!)
まとめて買ってきて、少しずつ使いたい場合に便利なのが冷凍保存です。
- 洗って水気を拭く: ショウガをきれいに洗い、キッチンペーパーなどで水気をしっかりと拭き取ります。皮はむいてもむかなくても、どちらでも大丈夫です。
- 丸ごとラップに包む: 1片ずつ、または使う頻度に合わせて小分けにして、ぴったりとラップで包みます。空気に触れないようにすることが大切です。
- 保存袋に入れる: ラップで包んだショウガを、さらに**フリーザーバッグ(ジッパー付き保存袋)**に入れて空気を抜き、密閉します。
- 冷凍庫へ: 冷凍庫に入れて保存します。
- 使う時: 使う時は、凍ったままのショウガをすりおろすのがおすすめです。包丁でスライスしたり、細かく刻んだりすることもできます。解凍すると水分が出てべちゃつきやすいので、凍ったまま使うのがポイントです。
3. すりおろしor千切りにして冷凍保存(時短にも!)
料理にすぐに使える状態にしておきたいなら、この方法が便利です。
- 下処理をする: ショウガをきれいに洗い、皮をむきます(お好みで)。
- すりおろすor千切りにする: 必要に応じて、すりおろすか、千切りにします。
- 小分けにする:
- すりおろし: ラップの上に平らに薄く広げたり、製氷皿に入れたりして、1回に使う量ずつ小分けにします。
- 千切り: 少量ずつラップに包むか、フリーザーバッグに平らに広げて入れます。
- 冷凍庫へ: フリーザーバッグに入れて空気を抜き、冷凍庫に入れます。
- 使う時: 凍ったまま料理に加えることができます。味噌汁や炒め物、煮物など、様々な料理にサッと使えて、調理時間の短縮にもなりますよ。
長持ちの秘訣は「空気に触れさせないこと」
どの保存法にも共通している大切なポイントは、**「空気に触れさせないこと」**です。空気に触れると酸化が進み、乾燥や傷みの原因になります。ラップでぴったり包んだり、密閉容器やフリーザーバッグを活用して、ショウガをしっかり保護してあげましょう。
まとめ:賢く保存して、ショウガをもっと楽しもう!
ショウガの保存は、少し工夫するだけで驚くほど長持ちします。「水に浸して冷蔵」「丸ごと冷凍」「下処理して冷凍」の3つの方法の中から、あなたの使い方に合ったものを選んでみてくださいね。
これからは、いつでも新鮮で風味豊かなショウガを食卓に取り入れて、毎日の料理をもっと美味しく、健康的な生活を楽しんでください!