家族みんなで楽しめる!しそジュースの基本の作り方と、味わい方3選、長期保存の「秘密」は砂糖の量にあり!


夏の暑い日、ひんやり冷たいドリンクで喉を潤したい…そんな時にぴったりなのが、鮮やかなルビー色が美しい「しそジュース」! 爽やかな香りと甘酸っぱさがたまらなく、体に染み渡る美味しさです。自分で作るのは難しそう、と思われがちですが、実はとっても簡単! さらに、ちょっとしたコツを知れば、作ったジュースを長く楽しむこともできるんです。今回は、しそジュースの作り方から、いろんな味わい方、そして気になる長期保存の「秘密」まで、詳しくご紹介していきますね!

家族みんなで夢中になる!しそジュースの基本の作り方

赤しその鮮やかな色と香りを最大限に引き出す、基本の作り方をご紹介します。

材料

  • 赤しそ(葉のみ): 約300g
  • : 2リットル
  • 砂糖: 200g〜500g(お好みで調整。長期保存には多めが◎)
  • クエン酸: 大さじ2〜3(またはレモン汁2個分程度)

手順

  1. しそを洗う: 赤しその葉を茎から外し、たっぷりの水で丁寧に洗い、汚れを落とします。水気をしっかり切っておきましょう。
  2. しそを煮出す: 大きめの鍋に水2リットルを入れ、沸騰させます。沸騰したら赤しその葉を全て入れ、再沸騰したら弱火にして、約10分〜15分煮出します。しその成分がしっかりお湯に溶け出し、水が濃い紫色になります。
  3. しそを濾す: 煮出した液をざるや清潔な布巾、キッチンペーパーを敷いた濾し器で濾し、しその葉を取り除きます。この時、しその葉をぎゅっと絞ると、より多くの成分が抽出できますが、えぐみが出やすいので軽く絞る程度でも大丈夫です。
  4. 砂糖を加える: 濾した液を再び鍋に戻し、砂糖を加えて溶かします。焦げ付かないよう、混ぜながら溶かしましょう。
  5. クエン酸(またはレモン汁)を加える: 砂糖が溶けたら火を止め、クエン酸またはレモン汁を加えます。すると、目の前で液体が鮮やかなルビー色に変化します! これがしそジュース作りの醍醐味。

これで、基本のしそジュース原液の完成です!

3つの「味わい方」でしそジュースをさらに楽しむ!

作ったしそジュース原液は、いろんな方法で楽しめます。お気に入りの飲み方を見つけてくださいね!

1. 定番!水割り・ソーダ割りでゴクゴク

これが一番人気の飲み方! 原液を水や炭酸水で4〜5倍に薄めて、氷をたっぷり入れて楽しみます。炭酸水で割ると、シュワシュワ感が加わってさらに爽快! 食欲がない時でも、これならゴクゴク飲めますよ。

2. デザートにも!ヨーグルトやアイスに「ちょい足し」

原液をそのまま、プレーンヨーグルトやバニラアイスにかけるのもおすすめです。甘酸っぱいしそジュースが、デザートの味をぐっと引き立ててくれます。フルーツポンチのシロップとして使うのも、見た目が華やかになって◎。

3. 大人の楽しみ方!カクテルアレンジ

しそジュース原液は、お酒との相性も抜群!

  • 焼酎・日本酒割り: 焼酎や日本酒をしそジュースで割ると、和風カクテルのような上品な味わいに。
  • ジン・ウォッカ割り: ジンやウォッカと炭酸水、しそジュースを混ぜれば、見た目も美しいオリジナルカクテルが完成します。

「長期保存」のコツは「砂糖の量」と「徹底した殺菌」にあり!

せっかく作ったしそジュース、できるだけ長く美味しく保存したいですよね。その秘密は、「砂糖の量」と「瓶の殺菌」にあります。

1. 砂糖が「天然の防腐剤」になる理由

砂糖は、単に甘さを加えるだけでなく、強力な防腐効果を持っています。砂糖をたくさん加えることで、液体の「水分活性」が低下し、微生物(カビや酵母など)が増殖しにくい環境になるんです。

  • 長期保存の目安: しそジュースの長期保存を目指すなら、**しそ葉の重量に対して、砂糖を同量以上(例えば、赤しそ300gなら砂糖300g〜500g)**使うのがおすすめです。甘さの好みもありますが、保存性を高めるには、ある程度の砂糖の量が必要です。

2. 徹底した「殺菌」がカビを防ぐ!

どんなに砂糖を多く入れても、保存する容器に雑菌が残っていては意味がありません。

  • 保存瓶の煮沸消毒: 保存する瓶は、必ず煮沸消毒しましょう。大きな鍋に瓶が完全に浸るくらいの水を入れ、沸騰後10分程度煮沸します。取り出す際は清潔なトングなどを使い、自然乾燥させます(完全に乾かしてから使うのがポイント)。
  • 熱いまま瓶詰め: 作ったしそジュースが熱いうちに、煮沸消毒した瓶に口元までいっぱいに注ぎ、すぐに蓋をしっかり閉めましょう。こうすることで、瓶の中が真空状態に近くなり、さらに保存性が高まります。
  • 冷暗所または冷蔵保存: 完全に冷めたら、直射日光の当たらない冷暗所や冷蔵庫で保存しましょう。適切に作って保存すれば、数ヶ月から半年程度は美味しく楽しめます。

しそジュース作りの「よくある疑問」Q&A

Q. 青じそでも作れる?

A. はい、作れます! ただし、赤しそのように鮮やかな色が出ず、緑色や茶色っぽいジュースになります。香りや風味も赤しそとは異なりますが、爽やかな味わいが楽しめます。

Q. クエン酸がない場合はどうすればいい?

A. クエン酸の代わりにレモン汁で代用できます。レモン汁は酸性なので、クエン酸と同じように、しそ液を美しいルビー色に変化させてくれます。量はお好みに合わせて調整してください。

Q. 砂糖の種類を変えても大丈夫?

A. グラニュー糖や上白糖のほか、きび砂糖やてんさい糖でも作れます。使う砂糖の種類によって、ジュースの色合いや風味に若干の違いが出ます。例えば、きび砂糖を使うと、少しコクのある優しい甘さに仕上がります。

まとめ:手作りしそジュースで、四季折々の恵みを長く楽しもう!

赤しそジュースは、旬の恵みを凝縮した、まさに「飲む宝石」のようなドリンクです。手作りの過程も楽しく、出来上がった時の感動はひとしお。砂糖の量を調整し、適切な殺菌を心がければ、作ったジュースを長く楽しむことができます。

ぜひ今年の夏は、ご家庭でしそジュース作りに挑戦して、その美しい色と爽やかな味わいを、家族みんなで満喫してくださいね!

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