妊娠3ヶ月のおなか、どう変わる?ママの体とマタニティインナー選びのヒント

 

妊娠3ヶ月は、妊娠初期の中でも特に、体の変化を感じやすい時期です。見た目にはまだそれほど変化がない方も多いかもしれませんが、体の中では赤ちゃんが元気に育ち始め、ママの体は新しい命を育むために大きく変化しています。

今回は、妊娠3ヶ月頃のママの体の変化と、この時期から考えたいマタニティインナー選びのポイントについて、ワコールの視点も交えながら、優しく、そして詳しくご紹介しますね。


妊娠3ヶ月頃のママの体、こんな変化を感じるかも

この時期は、妊娠を実感する様々なサインが現れ始める頃です。

  1. つわりのピークを感じやすい

    個人差はありますが、多くの方がつわりの症状を感じ、人によっては吐き気やだるさがピークを迎えることがあります。食べ物の好みが変わったり、特定の匂いが苦手になったりすることも。無理せず、食べられるものを少量ずつ口にするなど、工夫しながら乗り切りましょう。

  2. バストが大きくなる、ハリを感じる

    妊娠初期から少しずつ変化していたバストは、この時期になるとさらにボリュームアップしたり、ハリや痛みを感じたりすることがあります。これは、出産後の授乳に向けて、おっぱいが準備を始めている証拠です。普段のブラジャーがきつく感じ始める方もいるでしょう。

  3. おなかのふくらみはまだ目立たないけれど…

    外見上、おなかのふくらみはまだほとんど目立たないことが多いですが、子宮は鶏の卵くらいの大きさまで成長しています。下腹部に軽い張りや違和感を感じる方もいるかもしれません。

  4. 眠気やだるさ、疲労感

    ホルモンバランスの変化や、赤ちゃんを育てるために体がエネルギーを使っていることで、強い眠気やだるさを感じやすくなります。無理せず、休憩や睡眠をしっかり取るように心がけましょう。

  5. 肌や髪の変化

    ホルモンの影響で、肌が乾燥しやすくなったり、逆にニキビができやすくなったりすることがあります。髪の毛の質感が変わる方もいるでしょう。

  6. 情緒不安定になることも

    ホルモンの急激な変化は、精神面にも影響を与えやすいです。些細なことでイライラしたり、落ち込んだり、涙もろくなったりすることも。これは自然なことなので、一人で抱え込まず、パートナーや家族に気持ちを話してみるのも良いでしょう。


妊娠3ヶ月から考えたい!マタニティインナー選びのポイント

体の変化に合わせて、インナーの見直しを始める時期です。特にバストはデリケートになるので、専用のブラジャーへの切り替えを検討しましょう。

1. マタニティブラジャー:バストを優しく守る

バストのハリやサイズアップを感じ始めたら、すぐにマタニティブラジャーに切り替えることをおすすめします。

  • ポイント:
    • 締め付けない: バストを締め付けず、ワイヤーが食い込まない、ノンワイヤータイプや、ワイヤー入りでも幅が広く柔らかなタイプを選びましょう。
    • サポート力: デリケートなバストを優しく包み込み、下垂を防ぐサポート力があるものを選んでください。
    • 素材: 肌に直接触れるものなので、肌に優しい綿素材や、伸縮性があり肌触りの良いものを選ぶと快適です。
    • 産前・産後兼用: 授乳機能が付いていて、出産後も長く使えるタイプを選ぶと経済的で便利です。

2. マタニティショーツ:おなかを締め付けない工夫を

まだおなかは目立たなくても、子宮が成長しているので、通常のショーツのゴムがおなかを締め付けることがあります。

  • ポイント:
    • ゴムが食い込まない: ウエストや足ぐりのゴムが食い込まない、ゆったりとしたデザインを選びましょう。
    • 伸縮性: これから成長するおなかに合わせて伸びる、伸縮性の高い素材がおすすめです。
    • おなかを優しく包む: 冷えからおなかを守るためにも、深ばきタイプでおなかをすっぽり包むものが良いでしょう。

3. 腹帯・妊婦帯:まだ早いけれど、情報収集を

おなかの重みをサポートする腹帯や妊婦帯は、通常、妊娠5ヶ月頃から使用を検討します。しかし、この時期からどんな種類があるか、どんな効果があるかなど、情報収集を始めておくと良いでしょう。体調や体の変化に合わせて、最適なものを選べるように準備しておきましょう。


妊娠3ヶ月、心と体を大切に過ごすヒント

妊娠初期は、特にデリケートな時期です。無理なく、ご自身のペースで過ごすことが大切です。

  • 十分な休息: 眠気やだるさを感じたら、無理せず横になったり、睡眠時間をしっかり確保したりしましょう。
  • バランスの取れた食事: つわりで食欲がない時でも、食べられるものを少量ずつ、無理のない範囲で口にするよう心がけましょう。葉酸など、妊娠中に必要な栄養素の摂取も意識してください。
  • 体を冷やさない: 冷えはつわりを悪化させたり、体に負担をかけたりすることがあります。おなか周りや足元を温めるなど、冷え対策をしっかり行いましょう。
  • 情報収集と相談: 妊娠や出産について不安なことがあれば、一人で抱え込まず、医師や助産師、パートナーや信頼できる家族に相談しましょう。

まとめ:小さな命の成長を感じる大切な時期

妊娠3ヶ月は、赤ちゃんが急成長を遂げる、ママにとって大切な時期です。外見の変化は少なくても、体の中では大きな変化が起きています。

ご自身の体のサインに耳を傾け、無理なく過ごすこと、そして変化に合わせたインナーを選ぶことで、このデリケートな時期を快適に乗り越えることができるでしょう。小さな命の成長を感じながら、心穏やかにマタニティライフを楽しんでくださいね!

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